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2011年 10月 26日

ベスト・オブ・パナマ2011・#24・バレンティーナ農園

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ベスト・オブ・パナマ2011、24位入賞のバレンティーナ農園カトゥアイ種のご紹介です。

Internet Auction Best of Panama 2011とは
Specialty Coffee Association of Panama (パナマ・スペシャルティーコーヒー協会)と
SCAA(アメリカスペシャリティーコーヒー協会)との共催で行われた、
パナマの2011年最高のコーヒーを決める品評会です。
SCAAの採点基準に基づき、国内審査、そして、消費国のカップテイスターを交えた
国際最終審査を勝ち抜いた30品のみが今回『ベスト・オブ・パナマ2011』を受賞しました。
パナマではほとんどが小農園ということもあり、受賞したものは極めて品質が高く、
その多くが45~180キロというわずかな数量になっております。
本当に選りすぐりの良いところだけを厳選されたコーヒーです。

ラ・バレンティーナ農園は、1976年、スペイン人の
マヌエル・ロレンソ・フィルビーダ(Manuel Lorenzo Firvida)が
ボケテ市・オルケタのこの土地を入手したことから始まりました。
15エーカー(5.7ヘクタール)のその土地は、寒さが厳しく、
その当時は弱りきったコーヒーの木が300本ほど生えていました。

マヌエルは、農園を作ったからには、パナマでも最高のコーヒーを生産する
農園にしたいとおもっていました。
まず、彼は少しずつカツーラやカトゥアイなどの新品種を植えていましたが、
コーヒー生産に詳しい農業技師(Agronomist)のアドバイスに従い、
肥料を改良したり、別の品種としてムンドノーボやゲイシャといった品種を植え始めました。

こうして、バレンティーナ農園は少しずつ改善され、農園も整備され、コーヒーも改善されてきました。
2000本のゲイシャの木を植えて、農園全体を全部ゲイシャにしようと植え替えをはじめています。

2007年、ロレンソは引退し、2人の兄弟、
ベンハミン・オソリオ(Benjamin Osorio)とエフライン・オソリオ(Efrain Osorio)に
農園を売り渡しました。兄弟は彼の考えを受け継ぎ、最高のコーヒーだけを生産しようと努力しています。
バレンティーナ農園の木々は常に健康な状態に保たれ、病気が発生したことは一度もありません。

※当農園のゲイシャ品種はベスト・オブ・パナマ2011にて第1位に入賞しております。

やさしくクリーミーな口当たりにプラムやハーブをおもわせる香りが特長です。


農園名:バレンティーナ農園 (Finca La Valentina)
農園主:ベンハミン・オソリオ エフライン・オソリオ(Benjamin Osorio, Efrain Osorio)
地域・市:ボケテ・オルケタ (Horqueta, Boquete)
標高:1,600m
品種:カトゥアイ
順位・スコア:24位
コメント:Flavor:dark fruits, plums, apple, strawberry.
     Aroma: sweet, herbacious, fragrance.
     Mouthfeel:Gentle, spicy sweetness, creamy, buttery, juicy acid

by motoyama-coffee | 2011-10-26 16:27 | 限定コーヒー | Comments(0)


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