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カテゴリ:映画( 6 )


2014年 09月 07日

秋刀魚の味

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芸術的評価の高いOZU映画ですが、はじめておもしろいと思った1本でした。
カラー作品ですが、インテリア、小道具、ファッション、細部まで素晴らしくて興奮しました。

笠智衆とその友達、おやじ等が料亭で飲むシーンがあります。そんな何てことのない場面でも、
後ろに置いてある一輪ざし、酒器のグリーン、はっとするほど美しいのです。
アキ・カウリスマキが小津映画に影響を受けたといいますが、なるほどよくわかりました。

場末の大衆食堂で働いていた中学の恩師の描き方なんかも、うまいです。惨めさ押しでない
ユーモアの加減がいいんです。 よ!巨匠!

笑ってしまったシーンは、ゴルフクラブを買えず、拗ねている佐田啓二に妻岡田茉莉子が
話しかけるも無視。その時言った「ノーコメントか!」が好きです。

岩下志麻のファッションも素敵です。赤いスカートがこれまたいい。ごっついアイロンかけてるときの手ぬぐいすらオシャレにみえてくるんですよねぇ。
笠さんの部屋着のラクダ色のカーディガンもわたす好み…。

 まぁ、映画っていろいろと勉強なりま~~っす!
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by motoyama-coffee | 2014-09-07 15:55 | 映画 | Comments(0)
2012年 05月 21日

アキ・カウリスマキ

 先日、久しぶりに映画館へ行きました。
楽しみにしていたアキ・カウリスマキ監督の5年ぶりの新作「ル・アーヴルの靴みがき」を観てきました。

敗者3部作のあと、今回は港町3部作の第1作ということで、北フランスの港町が舞台。
カウリスマキ監督の映画はひと言で安直にいえば「いい映画」。
もひとつ言えば、「わりと映画が好きでよかったと思える映画」。
今回もよかったです。監督の愛犬・ライカもかわいかった。

 実は、カウリスマキ監督の映画を劇場で観るのは今回が初めてでした。
といいますのも、今まで知ってはいたのですが観る気がしなかった。
何故なら生まれながらのへそ曲がり故、フィンランドのシャレオツ映画など
観る必要なし、と勝手に思っていたからでした。
(北欧=オシャレと思ってる時点でまぁダサいんですが)
もっと言えば、○ガジンハウス的カルチャー人がきまって評価しそうなのが
気にくわなかった(笑)。

でも、たまたま借りて観た「過去のない男」が驚くほどよくて
一気に好きになったのでした。
ご存じのとおり、カウリスマキ映画の主人公はまぁ冴えないし、まぁ幸福でもない。
たいていは市井のどちらかといえば底辺の人々を描いている。
その幸福でない感じ、悲哀がプッと笑えるユーモア。
ベタベタしない程度の「幸せ」でええやん、って思えるのです。
むしろ、そっちが最高ジャンって。

作中のインテリアや色彩が云々と言うのは、我々が欧州デザイン的なものを良し
としているからだけで、フツーなんでしょうね。
ただ、今まであまり好きじゃなかったカーネーションが
カウリスマキ映画の影響でいいなと思えました。

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「ル・アーヴルの靴みがき」より  
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by motoyama-coffee | 2012-05-21 16:56 | 映画 | Comments(0)
2011年 12月 21日

家族ゲーム

 森田芳光監督が亡くなった。

森田芳光と言えばやっぱ「家族ゲーム」
とても好きな映画です。
脚本や演出はもちろん、キャストが最高。
故伊丹十三、夜明けのスキャット由紀さおり、宮川一朗太、そして優作松田。

宮川一朗太が鼻血出るまで殴られるシーンなんて…今思い出しても笑えます。

コメディでもなく、シュールなだけでもなく、うまく言えませんが
この感覚、バランスが映画らしくて好きです。
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by motoyama-coffee | 2011-12-21 17:16 | 映画 | Comments(0)
2010年 09月 04日

わが心の80年代

 以前、当ブログでコリー・フェルドマンを激プッシュしましたが、検索キーワードにかすりもせず

何の反響もなく風化されてしまい、無念のほかありません。

もう、過去の人なのでしょうか。みんな「グーニーズ」とか観ないのでしょうか。相方は去年、仕事

の合間にユニクロのグーニーズTシャツを買いに行ったというのに…。

 しかし、懲りずにかぶせネタやっちゃいます。私は80年代の青春映画がすきなもので。

80年代のアメリカ映画はティーン・アイドルの青春モノがたくさんあります。

フェルドマンも当時は一応ドルアイで、コリー・ハイムと二人で「Wコリー」なんて言われちゃって

いました。フェルドマンは顔が面白かったのでよく話のネタにはしてましたが、コリー・ハイムの方

がすきでした。コリー・ハイムは「ルーカスの初恋メモリー」に出ててそれが良かったのです。

当時は号泣でした。そのコリー・ハイム、最近亡くなったそうです。

 そんな80年代アイドルで私が一番好きだったのがモリー・リングォルドという女優でした。

「すてきな片思い」や「プリティ・イン・ピンク」などで一躍人気者となり、彼女のファッション

や生き方を真似るファンがいたそうです。美人じゃないんですが、赤毛とぷっくり下唇がなんとも

キュートでした。特に「プリティ・イン・ピンク」の彼女が大好きで憧れたものです。

この映画自体も秀作です。80年代青春映画の巨匠ジョン・ヒューズがてがけたものは「恋しくて」

といい秀作が多いのです。残念ながら、ジョン・ヒューズも昨年他界されたそうです。

古くさいといわれようが、こういった映画は今でも心に残るいい映画だったとおもいます。

アメリカもドラゴン・ボール実写したり、リチャード・ギアに「HACHI!」とか言わせてないで

極上の青春映画でもつくった方がいいんじゃないんでしょうか。
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by motoyama-coffee | 2010-09-04 18:50 | 映画 | Comments(0)
2010年 08月 07日

スタンド・バイ・ミー

 夏休みの映画といえば何を思い浮かべるでしょうか。最近は「地上波初登場!」ばかりで

テレビで昔の名作を観る、ということもめっきり減りました。

そんななか私共の間では決まって「夏休みといえばスタンド・バイ・ミーやろ!即ち、コリー・

フェルドマンやろがな」「そやそや、民放に言ったれ!」といったような会話が交わされます。

店主は随分前から「夏になったらスタンド・バイ・ミーについてブログで書きたいであります。」と

言っていましたので、「どんだけフェルドマン好っきゃねん」と私も楽しみにしていました。がっ…

 スタンド・バイ・ミーという映画は多くの人にとっても忘れられない映画であり、思い入れの強い

映画であると思います。それは「夏」ということと「少年期」が後の長ーい人生に大きく影響する

からだとおもいます。懐古や郷愁といったものでなく「あの頃」とは自分という存在を認識し

苦悩した経験であり、今でもあるのです。

印象的なシーンがあります。R・フェニックスが主人公に泣きながら告白するシーン。

学校のお金を盗んだと教師から疑われ、翌日学校へ行くとサイモン先生(その教師)が新しい

スカートをはいていたんだ、と。でも不良の自分の言う事など誰も信じない、と。

我らがコリー・フェルドマンも父親を英雄だと信じ切っており、虐待の傷のことなどを人にふれられ

ると逆上します。大人に対してNO!とまだ言えない、愛情を欲する少年たちの切なさが見事に

えがかれています。

そして、♪ふぇんざないっ 音楽です。観た時小学生だったので「がいこくの音楽いいなー」と

初めて思ったのをおぼえています。

 このような映画をこれからも多くの子供が観てくれたら、コリー・フェルドマンの魅力に気づいて

もらえたなら。リメンバー、コリー・フェルドマンなら良いなぁとおもいます。

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店主曰く、ジャニス・ジョプリンや関根勤と同じ顔の系統だ、との事。
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by motoyama-coffee | 2010-08-07 18:47 | 映画 | Comments(0)
2010年 06月 02日

サイナラ

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 デニス・ホッパーが亡くなりました。先日のブログで触れたD・リンチ監督の「ブルー・ベルベッ

ト」での怪演も記憶していますがやはり「イージー・ライダー」です。ティーン・エージャーの頃、

ブランキー・ジェット・シティの曲で「デニス・ホッパーみたいに路上で~」という歌詞がきっかけ

で観たと思います。

その後何故か私は、一人暮らしの部屋に「イージー・ライダー」のポスターを貼っていました。

バイクに興味があったわけでも、特にワイルドで行こうとしてたわけでもないのに貼っていました。

その差し向いの壁には「レザボア・ドッグス」のポスターを貼っていました。今考えると、スマート

のお部屋特集みたいな部屋でイタいです。おとなしくジャック・タチの「ぼくの伯父さん~」あたり

でも貼っとけばよかったです。相方はいまだにこのレザボアポスターを貼っていた過去をせせら笑い

からかいます。彼に言わせると「ジェームス・ディーンのポスターを貼ってるぐらいのイタさ」で

恥ずかしいらしいです。まぁしかし、この映画に対する評価はお互いso goodで一致しています。

私は高校生の頃初めてレザボア・ドッグスを観て衝撃を受けました。深作欣二監督のコメント同様

「この映画、気に入ったゼ!」であり、脚本、音楽、キャスト、全てがいいです。

何かを感じ、吸収したくてあらゆる映画を漁ってたのもいい思い出です。「イージー・ライダー」も

もう一回観たくなりました。当時は全然知りませんでしたが、ザ・バンドの曲も使われているよう

です。 では、サイナラ サイナラ サイナラ! 
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by motoyama-coffee | 2010-06-02 18:25 | 映画 | Comments(0)


    



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