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コーヒーのモトヤマの素

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2010年 06月 24日

コーヒーの賞味期限

昨日、今日と梅雨の中休みといったかんじですが、
気温も湿度も高め、不快指数も最高潮といった日々であります。

これからの季節、うっかり食材にカビが生えたり腐らせてしまったり。
食中毒なども起こりやすく、賞味期限が気になるシーズン。

コーヒーの場合、腐れたりすることはまずありませんが、
厳密な賞味期限もとくにありません。

コーヒーは生鮮飲料とよくいわれますが、
どんなに高品質でよい焙煎であっても
古くなったコーヒーはおいしくいただけません。
なので、鮮度はおいしさの大事な要素だと思います。

これからの季節は特に劣化(風味が落ちる)スピードは早くなりがちです。

理想は豆のまま、1~2週間で飲める量を買って、缶やビンなど密閉できる容器にいれ、
冷暗所に常温で保存するのがよいでしょう。

コーヒー豆は挽いてしまうと表面積が数百倍にもなり、それだけ酸化を早めてしまいます。

密閉容器はなるべく隙間のできないくらいのジャストサイズで。

コーヒーの賞味期限_f0231406_17181647.jpg

 
お店でも売ってます。

そして常温保存。一般的には冷蔵(凍)庫にいれる説が有力なようですが、
それなりに気をつけなければ返って痛めてしまうことも・・・
しっかり密封した包装(アルミパックやパッキンの付いたビンなど)で、
常温にもどして開封。冷たいままだと吸湿性が高いので、湿気を吸って痛みます。
そして再冷凍は厳禁です。

冷蔵(凍)保存に関しては、いろいろ実験したりしていますが、
長く置いたものほど開封後の劣化が早いようです。
一回分ずつ小分けにして冷凍すればよいかもしれません。

長期保存するにもいろいろ気を使うのです。
例えば、刺身やケーキはその日食べる分だけで、けして保存用に買ったりしないように、
コーヒーも必要な分をこまめに買うのが一番気楽で無理のない買い方でしょう。

賞味期限はおいしくいただける期間。
豆か粉かでも違うし、人それぞれで違います。
便利さとおいしさを天秤に、自分の舌で決めてください。

by motoyama-coffee | 2010-06-24 19:14 | コーヒーチョットいい話 | Comments(0)


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