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コーヒーのモトヤマの素

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2011年 02月 27日

ルワンダ・COE・ブフコーヒー・ンヤルシザ

ルワンダと聞いても、なかなかなじみの薄い国かとおもいますが、
アフリカ中央部、キリマンジャロでおなじみのタンザニアの西側にルワンダ共和国はあります。

四国の1.5倍ほどの小さな国でありながら
「千の丘の国」と呼ばれる自然豊かな国です。

2008年にアフリカ大陸で初めてカップ・オブ・エクセレンスが開催され、
2009年は中止となりましたが、2010年度の14位、
ブフコーヒー・ンヤルシザを今回はご紹介します。

パイナップルやみかんのような明るい柑橘系の酸味と
あまいナッツ系の香りが特徴です。

ルワンダでは50万ほどのコーヒー農家があり、100%小規模農家でコーヒーが生産されます。
植民地時代に外貨獲得のため、各農家に70本のコーヒーの木の栽培を義務付けたことから、
ルワンダのコーヒー栽培の歴史は始まりました。
ブフコーヒー・ンヤルシザとは水洗処理場の名前なのですが、
そういった小規模な農家で大切に育てられたコーヒーが集められ、
丁寧な精製処理がなされて、アフリカのコーヒーらしい、
力強さをもちながら、雑味のないクリーンなコーヒーに仕上がっております。

エジプトやリビアの反政府デモが、連日ニュースで取り上げられていますが、
カップ・オブ・エクセレンスのような活動からも、
アフリカの自由と自立につながっていけばとおもいます。

ルワンダ・COE・ブフコーヒー・ンヤルシザ_f0231406_18205995.jpg




ルワンダは絶滅危惧種のマウンテンゴリラの生息地としても知られています。

by motoyama-coffee | 2011-02-27 18:27 | カップオブエクセレンス | Comments(0)


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