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コーヒーのモトヤマの素

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2013年 01月 10日

COE2012ホンジュラス マルティレス農園

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マルティレス農園は1993年に現農園主のマルティル氏が
父からわずか0.7haの土地を譲り受けたことから始まりました。
そこからマルティル氏自らが徐々に土地を買い続け、
今ではPacas(パカス),Lempira(レンピラ)の2つの品種を栽培する
4.9haの土地を所有するまでになりました。

マルティレス農園ではオーナーであるマルティル氏の他に家族2人と3人の正社員、
収穫をする20人の臨時従業員が働いています。
家族での役割としては、マルティル氏がウエットミルの精選処理工程を行い、
他の2人が乾燥工程を行っています。

また当農園は自然資源保全にも積極的で、コーヒーによる廃水は浄化槽に堆積し、
果肉は農園内で分解し、それらを有機肥料として使用するなど、
環境に配慮した取り組みも行っています。

今年で3年連続カップ・オブ・エクセレンスを受賞しているマルティル氏は、
受賞の秘訣を「徹底した選別、果肉除去、乾燥前の工程」と語り、
カップ・オブ・エクセレンス受賞者の常連としてコーヒー栽培に強い自負心を持っています。


チョコレートやバターのような甘いフレーバー、
後味はチェリーやぶどう、プルーンのような甘さを伴う酸味。
品種がパカスとレンピラ。パカスはマラゴジッぺと交配されて
最近人気の高いパカマラの元(?)となった品種です。
レンピラは始めて聞く名前だったので、ちょっと調べてみると
ホンジュラスの通貨単位と同じ名前のようで、もしかするとホンジュラス特有、
もしくは掛け合わせられた品種ではないかと・・
コーヒーの世界はまだまだ知らないことが多くて面白いですネ。

by motoyama-coffee | 2013-01-10 17:18 | カップオブエクセレンス | Comments(0)


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